選考委員長のコメント

選考委員長のコメント - 2025年度

選考委員長 佐藤 美洋 ( 北海道大学 大学院薬学研究院 教授 )

2025年度第39回ノバルティス研究奨励金および研究集会助成には、それぞれ274件、19件の応募がありました。研究奨励金への応募件数は昨年度より13件(5%)増加し、研究集会助成への応募も新型コロナウイルス感染症流行以前の水準まで回復いたしました。

選考委員会では、18名の委員により公平かつ厳正な書類審査を実施いたしました。その結果を踏まえ、12月に選考委員会を開催し、慎重な審議を重ねたうえで、助成対象となる研究および研究集会を最終的に決定いたしました。なお、利害関係を有する委員は当該審査および審議には加わっておりません。

研究奨励金には例年、幅広い分野から多数の優れた応募が寄せられ、選考は容易ではありませんでした。その中でも、新たな研究分野の創出につながる創造性の高い研究、ならびに若手・中堅研究者や新たに研究室を主宰する研究者への支援を重視して選考を行いました。
一方、研究集会助成においては、国際性が高く、かつ過度に大規模ではなく、本助成の趣旨が効果的に活かされると判断される集会を中心に採択いたしました。

本研究奨励金は、第一線で活躍する我が国を代表する研究者である選考委員による厳正な審査を経て採択されたものです。とりわけ若手研究者にとっては、採択そのものが今後の研究発展に向けた大きな励みとなることを願っております。本助成が、今回採択された研究者の皆様のさらなる飛躍につながることを心より祈念いたします。